輪島塗 しおやす漆器工房 TOP > 工房見学としおやすの歴史
いつでも見学頂けます。輪島塗漆器の製造工程をご覧ください。
しおやすの歴史
私どもしおやすは、安政五年(1858年)初代塩安忠左衛門が、輪島塗の塗師として独立した日よりはじまります。
当初は、塗の仕事を請け負って下地職人として仕事をしておりました。
商売を始めたのは三代目 塩安政之蒸で、時代は明治四十年(1907年)のことです。
政之蒸は、当時北陸から、中国地方に鉄道がひかれることに着目し、鳥取県へ販路を拡大いたしました。
鳥取では当時と変わらず「椀講」又は「輪島講」と呼ばれる方法で、商売をさせていただいています。その時に使用する講帳と呼ばれる書面がありますが、現在も講主として塩安政之蒸の名が記されています。
昭和に入り戦争を経て日本が復興していく中、四代目塩安誠治が、店舗を開設し、現在のしおやす漆器工房の基礎が出来ました。
私どもは初代から受け継がれてきた技術と、それを受け継いできた先達の向上心と努力で、古き良き輪島塗と、新しい輪島塗の両方を今日も磨き上げております。
工房では、約10人の職人が仕事をしています。塗りの工程を全てご見学頂けます。
ご希望の方にはスタッフが説明させていただきます。
輪島塗は、直に見ていただくことも大事ですが、製造工程をじっくり見ていただくこともとても大事だと思っています。
ご来店いただいた際にはぜひ一度ご見学いただければ幸いです。
※工房の休日
年末年始および毎週土、日曜日
※工房のお昼休憩
12時30分〜13時30分まで